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WBCの守護神として、西武・牧田和久投手(28)が急浮上していることが3日、分かった。山本浩二監督(66)は当初、楽天・田中将大投手(24)をクローザーにするプランを温めていたが、先発で起用する方針に変更。代表選出が確実視されるサブマリンの適性を今後、見極める構えだ。
山本監督は今大会のエースと位置づける田中について「抑えの適性を持っている」と高く評価。ダルビッシュ(レンジャーズ)、岩隈(マリナーズ)、黒田(ヤンキース)の“メジャー3本柱”が出場する場合は、抑えに回す考えだった。しかし、3人の相次ぐ辞退で投手陣を再編。「マー君とマエケン(広島・前田健)が先発ローテの軸になる」と構想を明かした。
“空席”となった抑えとしてクローズアップされてきたのが、牧田だ。NPB関係者は「牧田が後ろに回る可能性はある。抑えの経験もあるし、変則フォームは外国人が嫌がる。懐を攻められる度胸もある」と説明した。牧田は今季は先発に専念したものの、ルーキーイヤーの昨年はシーズン途中からクローザーを務め、22セーブをマークした。先発にロングリリーフに、と起用の幅は広いが、抑えとして実績を残していることは見逃せない。
代表入り濃厚なメンバーの中には巨人・山口、中日・浅尾といった救援の専門家もいる。また、準決勝まで勝ち進んだ場合は、09年大会のダルビッシュのように、田中を限定的に抑えに回すプランもある。首脳陣は牧田を含め、キャンプ、代表強化合宿(来年2月15日~)で守護神候補を競争させていく。
◆WBCの守護神 06年の第1回大会で抑えを務めたのはレンジャーズの大塚。当初は石井弘(ヤクルト)に任せる構想もあったが、左肩痛により大会途中で離脱したため、大塚に大役が回った。大塚は決勝のキューバ戦で初セーブを挙げるなど、5試合で防御率1・59と安定。09年大会の抑えは2次ラウンドまで藤川(阪神)だったが、不安定な内容から首脳陣は準決勝以降ダルビッシュ(日本ハム)を配置転換。ダルは決勝の韓国戦で2回1失点の力投を見せ、連覇を呼び込んだ。
(2012年12月4日06時00分 スポーツ報知)
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