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日本ハムの栗山英樹監督(51)が25日、ドラフト1位・大谷翔平投手(18)=花巻東=に異例の“外出禁止令”を発令した。外出する際には、誰と何をしに行くのか、すべて監督に伝えなければならない異例の完全許可制が敷かれることになった。この日、千葉・鎌ケ谷で行われたスタッフ会議で正式にキャンプ2軍スタートも決定。二刀流に挑む黄金ルーキーを厳しく管理し、守っていく。
千葉・鎌ケ谷の2軍施設で行われたスタッフ会議。約1時間の全体会議後、栗山監督は大谷育成法について語り始めた。
「制限をかけるというか、思いきりやれるようにするためにも一切、外に出さない。2つやるつもりなら、やらないといけないこともある。絶対出るなとは言えないから、出るときは俺に許可を取って、誰と何をするのか説明してくれと」
既に本人にも通告済みだ。事実上、大谷を監督の管理下に置く異例の態勢を敷いたのは、過去の「ダルビッシュ喫煙事件」があるからだ。05年2月、新人で当時18歳だったダルの喫煙が発覚。キャンプで滞在中の那覇から強制送還し、千葉・鎌ケ谷の2軍寮で謹慎させた。栗山監督は「たばこの問題もあったし、若いときに教えていかなきゃいけないこともある。我慢するところは我慢しなきゃいけないし、ファンの人たちに不快な思いをさせちゃいけない」と説明した。
誘惑から守るためにも、あえて行動に制限をかけ見守っていくが、普通の若者にとっては痛恨の事態。それでも、二刀流に挑む右腕は全く動じなかった。「野球に専念してほしいと言われました。どっちもやるので練習しないといけないと思う。監督としての責任もあるでしょうし、しっかりやってほしいという気持ちを受け止めてうれしかった。出なければトラブルも起きない。制限された方がいい部分もある」。冷静に状況を理解し、禁止令を前向きにとらえている。
花巻東高では「校則でカラオケとゲーセン(ゲームセンター)もダメ」だったといい、野球部では恋愛も禁止。「(外出は午後)4時半ぐらいから7時まで。出ても買い物くらい」だっただけに、大谷には「今までもやってきたので特別ということもない」ようだ。
この日も、千葉・鎌ケ谷で24日のブルペン入りの疲れも見せず、初めてグラウンドでのノックを受けるなど笑顔で汗を流した。2軍スタートは決まったが「チャンスがあれば(1軍に)上がりたい。意図あっての2軍だと思いますし、意味を考えながらやっていきたい」と目を輝かせた。外出管理の期間は1年間の予定。まずは2月のキャンプでの“軟禁生活”を成長の糧に変えていく。
(2013年1月26日06時00分 スポーツ報知)
大谷翔平
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