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若乃花は終始ホスト役に徹していた
「いつも思っていることだよ。ただ、口に出して言わないだけで」と振り返ったが、5億円プレーヤーのイチローらを前に、決意を言葉にしたくなったのだろう。「でも、横綱になったんだから、ボクが優勝してもだれも騒がないだろうけど」と苦笑いだ。
だが、若乃花は横綱になっても若乃花のままだ。壇上での表彰式を前に、若乃花は各受賞者へ頭を下げて回った。まるで“ホスト役”。横浜・佐々木投手が来れば立ち上がって「お久しぶりです」と座っている佐々木にあいさつ。横綱ともなれば、ドッシリ座っていればいいようなものだが、それができない。「イチロー選手は初めてなんであいさつしとかなきゃ」と言って今度はイチローの元へ。イチローから「弟さん(貴乃花)はお元気ですか」と声をかけられ「ええ」と頭を下げた。
“名刺交換”に来た巨人・高橋選手とは一段と話がはずみ、高橋がペプシのCMに出演することを聞き「ペプシマンのマスクをかぶってもいいから共演したい」と笑わせた。写真撮影のときに田中秀道が組みついてくると、笑って胸を貸した。頭を下げて笑わせて、最後はしっかり優勝宣言で締める。来年もこの“若乃花流”でいく。
報知4大表彰