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特別賞

2009報知プロスポーツ大賞表彰式

4冠原監督、特別な賞 

「野球人生の中でも今年は非常に意義ある1年」

原監督は、WBCからアジアNO1まで4冠を果たし、特別賞を受賞した

原監督は、WBCからアジアNO1まで4冠を果たし、特別賞を受賞した

 若き名将が、大きな“勲章”を手にした。「特別賞」が決まった原監督は「身に余る光栄です。私の野球人生の中でも、今年は非常に意義ある1年でした。ともに戦った選手やコーチ、スタッフのみなさんとともに頂く賞だと思っています」と、周囲のサポートにあらためて感謝した。

 同賞は、読売新聞社と日テレによって制定されている。04年にはメジャーのシーズン最多記録262安打を放ったイチロー(マリナーズ)、06年には王貞治監督(現ソフトバンク球団会長)率いた第1回WBC日本代表チームなどが受賞している。今年は、WBCの世界一連覇、セ・リーグ3連覇、7年ぶりの日本一奪回、そしてKIAとの日韓クラブチャンピオンシップを制してアジア王者の“4冠”に輝いた、日本プロ野球界の主役に贈られる。報知プロスポーツ大賞関連の受賞は、MVPと打点王を獲得してセ・リーグ部門の大賞を受賞した1983年以来、26年ぶりとなる。

 原監督は、日本代表監督として3月の第2回WBCで9試合を指揮。巨人ではペナントレース144試合とポストシーズンの11試合で、鮮やかなタクトを振るった。戦った真剣勝負の試合数は1年間で計164試合におよんだ。勝負の世界は勝つか、負けるかしかないが、すべての戦いを「優勝」に結びつけてきたのは偉業と言っていい。

 「今年は、この上ない結果になりましたが、立ち止まるわけにはいかない。来季以降もさらに前へ進んでいきたい」。日本一連覇へ、原監督の闘志は尽きることはない。

原辰徳(はら・たつのり)
1958年7月22日、福岡県大牟田市生まれ。49歳。東海大相模高では父・貢監督のもと、74年から3年連続で夏の甲子園出場。75年センバツでは準優勝。東海大では首都大学リーグ3冠王を2度獲得。80年ドラフト1位で巨人入団。81年に新人王、83年は103打点で打点王とMVP。巨人では通算1066試合で4番を務めた。95年に現役引退。通算1697試合で1675安打、382本塁打、1093打点、打率2割7分9厘。99年に野手総合コーチとして巨人復帰。ヘッドコーチを経て、02年に監督就任。1年目にリーグ制覇、西武との日本シリーズは4連勝で日本一に。翌03年オフ、チームが3位に後退した責任を取って退任。181センチ、86キロ。右投右打。

2009年度プロスポーツ大賞受賞者

部門 受賞者 所属 年齢 受賞回数
野球 セ・リーグ 坂本勇人 巨人 20
野球 パ・リーグ 鉄平 楽天 26
男子ゴルフ 石川遼 パナソニック 18
女子ゴルフ 宮里藍 サントリー 24 2
ボクシング 西岡利晃 帝拳 33
特別賞 原辰徳 巨人 51
フレッシュ賞 松本哲也 巨人 25

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