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うれし涙を流したあの日から4か月。藍は最後も笑顔で終えることができた。8位に食い込み「いい最終戦になった。今年は思い残すことはない」。7月のエビアンマスターズで初優勝を果たした米ツアー4年目のシーズンに胸を張った。14番でこの日6つめのバーディーを奪うと一時は首位に2打差まで追い上げた。今季22試合に出場し予選落ちなし、7戦連続を含む13回のトップ10入りの安定感を発揮した。
日本の藍が「世界の藍」になった09年だった。日本人史上6人目となる米ツアー制覇を果たし、賞金女王争いに参戦。その活躍に対し、報知プロスポーツ大賞が決まった。04年以来2度目の受賞に「アメリカでのプレーをすごく評価していただいて光栄に思います。これをまたモチベーションにして、来年も今年以上の成績を残せるよう頑張ります」と、笑顔を見せた。
今季獲得賞金は約150万ドル(約1億3000万円)で3位。87年の岡本綾子以来日本人2人目の女王には届かなかったが、平均ストローク70・33で4位に入るなど大躍進。自信が芽生えたシーズンを終え、新たな目標も生まれた。「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー(最優秀選手)を目指したい。そのためには賞金ランクでトップに立たなければならない」とキッパリ。これまで具体的な目標を口にすることが少なかった藍が、この一年でまた強くなった証しだった。
この日夕方に移動を開始。25日夜に会場の宮崎入りし、翌日に開幕する日本最終戦のツアー選手権リコーカップはぶっつけ本番での出場となる。「着いたら次の日はティーグラウンド、でもこの調子を維持していく方がいい」。来季の賞金女王取りを見据えて、日本での4日間を戦い抜く。
報知4大表彰