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でんでん、芸歴31年初めての賞…第36回報知映画賞

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作品内で見せる恐ろしい表情とは正反対の笑みで受賞を喜ぶでんでん

 ◆第36回報知映画賞 助演男優賞・でんでん「冷たい熱帯魚」 30歳の時に日テレ系「お笑いスター誕生!!」への出演がきっかけで芸能界入りしてから、31年。賞を取るのは“初体験”だ。「悔しいけど、どんなに見えを張ろうとしても思い浮かばない。こうやって褒められると、雲の上に乗ってるような気分だよね。まだ実感がわかないよ~」と、おどけた表情を見せた。

 受賞対象作の「冷たい熱帯魚」では、周囲に人なつこい表情を見せながら、裏では連続殺人鬼の顔を持つ二面性の男・村田を演じ、「近所に住んでそうな、やさしいおじさん」という、これまでのイメージを一変させた。準主役的な役も、悪人を演じるのも初めて。台本をもらった時には、最初の数ページを見て驚いたという。

 「『おっ、序盤から出番があるな』と思って読み進めていったら、いつになっても『村田』って名前が出てくる。しかも膨大なセリフ。『こりゃあ、大変だぞ』って」。だが、驚きはすぐに「やってやるぞ!」という、気持ちに変わっていった。

 「昔からね、一度は悪人を演じてみたかったんですよ。緒形拳さんの『復讐するは我にあり』になんか、あこがれたりしてたんですよ」。それに負けない“極悪ぶり”で、観客を恐怖に陥れた。

 これまでは、どこか自分の職業を口にするのが恥ずかしかったという。「何年か前に、自分の職業を書くことがあった時に、『役者』って書いてもいいのかな、と思ってた。今回、この賞を頂いたことで、堂々と言ってもいいかな、なんてね」。

 ◆「冷たい熱帯魚」 家庭不和に悩みながら街の小さな熱帯魚店を経営している社本(吹越満)は、娘がスーパーで万引きしたのをきっかけに同業者の村田(でんでん)と知り合う。村田と交流を深める社本だが、実は村田は妻の愛子(黒沢あすか)とコンビを組んだ連続殺人犯であることが明らかに。だが、それを知った時には社本は抜け出すことのできない状況に陥っていた。実在した連続殺人事件をモチーフに園監督が脚本も手掛けた。

 ◆でんでん 本名・緒方義博。1950年1月23日、福岡県生まれ。61歳。故・渥美清さんにあこがれ、弟子入りを目指して高校卒業後に上京。80年、日テレ系「お笑いスター誕生!!」で8週勝ち抜き、芸能界入り。映画デビューは81年「の・ようなもの」(森田芳光監督)。芸名には「でんでん太鼓のように芸能界を打ち鳴らし、でんでん虫のように芸能界の一国一城の主になれ」の意味が込められている。

[2011/11/29-06:01 スポーツ報知]

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