歌手の中島美嘉(28)がハリウッド映画「バイオハザードV リトリビューション」(ポール・WS・アンダーソン監督、9月14日公開)に出演することが22日、分かった。人気シリーズの第5弾で、前作に引き続きアンデッド(ゾンビ)役を演じる。このほど、カナダ・トロントで主演女優ミラ・ジョヴォヴィッチ(36)との格闘シーンに挑戦した中島は「初めてのことだらけで楽しかった」。監督とミラは「またミカと一緒に仕事がしたい」とラブコールを送った。
ド迫力だった。中島は口から血しぶきをまき散らしながらミラ・ジョヴォヴィッチに襲いかかった。うなり声を上げながら蹴りやパンチを繰り出す。反撃に遭うと、チェーンで殴りつけられた。「必死でした。でもすごく楽しかった」。迫真の演技に、ハリウッドのベテランスタッフから拍手が沸き起こった。
プロモーションビデオを見た監督からオファーが届き、2010年公開の前作に出演した。東京・渋谷の街で最初にアンデッド(ゾンビ)化する女性「J Pop Girl」役。今作も同じ役で出演。前作では主要キャストとの共演シーンがなかったが、今度はミラとの絡みがたっぷり。“ガチンコ対決”は見どころのひとつだ。「パート4に出られたことが奇跡だと思っていたので驚きました。私でいいのかなと。楽しみでもあったし、あまり英語が話せないので不安もありました」と振り返った。
撮影はトロント郊外でメークテストやリハーサル日を含め4日間かけて行われた。控室として専用の巨大トレーラーがミラの隣に用意された。応接セットやベッドルーム、シャワーまで完備したハリウッド映画ならではの豪華待遇に、「住めちゃいますよね。すごい貴重な経験です」と目を丸くした。
渋谷駅前のスクランブル交差点が再現された屋外セットでの撮影は、夕方から翌朝まで続いた。気温は氷点下。雨のシーンだったため、ずぶぬれになりながら演技した。
初体験のアクションシーンは迫力満点にこなした。スタッフは「覚えが早い」と絶賛。「やれる前提で言ってくるので、やるしかない。練習の段階ですでに体が痛かったです。でも体を動かすのは好きなので」と笑わせた。前作で知り合ったミラとの息もぴったり。「ものすごく優しくて、ずっと気にかけてくれるんです。演技指導してくれたり、『寒いけど頑張ろう』って言ってくれたり」。ミラのおかげで慣れない現場でも集中できた。
すべてが新鮮で刺激的だった。「本当に楽しかった。他の作品? 私でやらせてもらえるなら、ぜひ」と意欲十分。「Mika Nakashima」はハリウッド映画の魅力にどっぷりとはまった。
◆中島 美嘉(なかしま・みか)1983年2月19日、鹿児島県生まれ。28歳。01年、フジテレビ系ドラマ「傷だらけのラブソング」のヒロインに抜てきされる。同番組の主題歌「STARS」で歌手デビュー。02年発売の初アルバム「TRUE」が130万枚を売り上げ、同年の日本レコード大賞最優秀新人賞を獲得。05年の主演映画「NANA」も大ヒット。
◆バイオハザード 人気ホラー・アクションゲームの映画化で、2002年に第1弾が公開。崩壊寸前の世界から逃れて戦い続けるアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)。今作ではこれまでのすべてを覆す新事実が明らかに。ジル・バレンタイン役のシエンナ・ギロリーら過去作の仲間たちも一挙に登場する。
[2012/1/23-06:05 スポーツ報知]











