俳優の妻夫木聡(31)が、井筒和幸監督(59)と初タッグを組み、映画「黄金を抱いて翔べ」(11月公開)に主演する。原作は「マークスの山」の直木賞作家・高村薫氏(58)の同名小説。大阪を舞台に、調達屋の男(妻夫木)を中心とした6人の男たちの金塊強奪計画を痛快に描く。共演には浅野忠信(38)、西田敏行(64)ら演技派がズラリ。個性豊かな“強奪団”が大阪の街を席巻する。
井筒監督のメガホンで、妻夫木を中心とした6人の男たちが、真冬の大阪の街を疾走。銀行の地下に眠る15億円の金塊強奪作戦を繰り広げる。
原作は、高村氏のデビュー作で1990年に日本推理サスペンス大賞を受賞した発行部数約70万部の同名小説。高村氏が大阪での外資系商社勤務時代に「朝から晩まで大阪の風景を眺め、大阪のにおいをかぎ、じっとりと汗が噴き出すようにして生まれ出た小説」だ。
妻夫木は、俳優デビュー15年目にして井筒監督と初タッグ。過激派、犯罪者相手の調達屋の仕事をしていた実行役の幸田を演じる。強奪団のメンバーは年齢も職業もさまざま。幸田の大学時代の友人でリーダー・北川浩二役に浅野、銀行システム担当のエンジニア・野田役に桐谷健太(31)、資材調達係の北川の弟・春樹役に溝端淳平(22)、エレベーター操作の技師・ジイちゃん役に西田という豪華布陣。爆弾工作担当で自称工学部留学生・モモ役は、映画初出演となる「東方神起」のチャンミン(23)が演じる。
1月7日から作品の舞台・大阪、兵庫を中心に撮影をスタート。連日、早朝から深夜まで長時間にわたるロケが続くハードな現場になっている。
井筒監督は「最高に格好いいハードボイルドな原作を、頼りになる俳優らと共に映像化できることに感謝しています。敬愛する大阪を背景に、熱い男たちの生きざまをガッツリ描きたい」と気合十分。「『反逆』をテーマに生きる男たちにとって、世界一の労働とは、真の自由とは何か。現代の閉塞感や、うっ屈は黄金の前で解放されるのか。この映画を通して見つめたい」と話している。3月上旬クランクアップ予定。
[2012/2/2-06:03 スポーツ報知]











