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◆レッドソックス2―8ブレーブス(19日・ボストン) メジャー5度目の日本人先発対決で、くっきりと明暗が分かれた。レッドソックスの松坂大輔投手(28)が、ブレーブスの川上憲伸投手(33)と投げ合い、4回0/3、8安打6失点でKOされた。これで1勝5敗、防御率8・23。不振から抜け出せない松坂について、首脳陣は先発ローテから外すことを検討することになった。川上は6回2安打2失点。約1か月ぶりの白星で4勝目を挙げた。
試合開始直後のマウンドで、いきなり首をかしげる松坂がいた。初回、先頭のマクラウスへの初球、真ん中高めの90マイル(約145キロ)の直球を右翼席へ運ばれた。その後も連打と四球で満塁とし、続くアンダーソンに押し出し四球。あまりのふがいない投球に、本拠のファンは容赦なくブーイングを浴びせた。
07年の松坂VS大家以来2年ぶり通算5度目の日本人先発対決。だが、今の松坂には、しびれる投手戦を展開する力はなかった。初回を2失点で切り抜けたが、4回には2死から四球と連打で2失点。5回、先頭から連続二塁打を許し、67球でKOされた。
試合後の硬い表情が、現状の厳しさを物語っていた。「ビデオで見たら、自分で思ったのと全く違う動きをしていたので、がっかりした」。戻ったロッカーで投球を確認。フォームが不安定で、不振から抜け出すための試行錯誤が、形になっていなかった。
WBCの疲労を理由に入ったDL(故障者リスト)から明けた後、6試合に登板し4敗。この結果では、首脳陣も起用法を考えざるを得ない。25日には、腰痛の手術で出遅れていた通算210勝のベテラン、スモルツが先発に復帰する。「われわれには考えられる余地がある。(試合のない)22日に、落ち着いてその後の先発を考える」とフランコーナ監督は、松坂を先発ローテから外すことに含みを持たせた。
「今のままなら(先発に)いる資格はない」。松坂はそう、口にした。メジャー3年目で初めて立たされた苦境。「今までにない苦しい時間を過ごしているが、これが終わらないことはない、と自分自身を信じている」。目の前に立ちはだかる大きな壁は、自分の右腕で打ち破るしかない。
(2009年6月21日06時01分 スポーツ報知)
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