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◆東京六大学野球春季リーグ第4週第3日 立大2―3早大=延長14回=(4日・神宮球場) 早大が立大に連勝し、勝ち点を挙げた。2戦連続で先発したエース斎藤佑樹投手(3年)は、7回を6安打2失点で勝ち星つかず。20残塁と立大投手陣を攻めあぐねたが、延長14回に女房役のルーキー・杉山翔大が決勝の適時二塁打を放ち、2番手の154キロ右腕・大石達也(3年)が今季初勝利を挙げた。
勢いよく三塁ベンチを飛び出した。延長14回、斎藤は二塁ベース上の杉山に向かって、何度もガッツポーズを繰り返した。「本当に頼もしい1年生だと思いました」リード面で苦しみながら、バットで結果を出した女房役をたたえた。
勝ち点を落とせばV逸が決定的となる一戦。昨年春の早慶3回戦以来、2度目の連続先発に、斎藤は燃えていた。「(気持ちも)準備していたので、驚きとかはなかった。肩の張りもなくて、完投できるかな、と思っていました」途中、右薬指の皮がむけて流血するアクシデントもあったが「いつものこと」と平静を保ち、我慢強く投げ続けた。
斎藤を救ったのは、女房役の杉山だった。「自分は打つ方を買われている。結果を出せて良かった」延長14回2死一塁、左翼へ勝ち越しのタイムリー二塁打。1番に座る“超攻撃型捕手”は、真価を発揮した。これまでの敗戦の責任を感じ、自己分析を繰り返した。「自分のリードを研究しました。ピッチャーが悪いのは自分の配球のせい。(前捕手の)細山田さん(武史=横浜)のビデオも見て、自分のクセを研究しました」斎藤も「良くなってきていると思います」と成長を肌で感じている。寮だけではなく、食事に出かけて話し合うなど、信頼関係は確実に深まっている。
チームは15安打を放ち、9四死球をもらいながら20残塁の辛勝だった。応武監督は「がけっぷちだったけど、これで生き延びた。この勝ち点をあだにしないようにしなければ」とリーグ戦後半を見据えた。苦い経験を糧にして、早大の新バッテリーは成長を続けていく。
(2009年5月5日06時02分 スポーツ報知)
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