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歌舞伎俳優の市川海老蔵(32)が2日、東京・新橋演舞場で「初春花形歌舞伎」(26日まで)をスタートさせた。公演には、昨年のクリスマスイブに結納を交わしたフリーキャスターの小林麻央(27)が、フリーアナの姉・麻耶(30)とともに来場。熱演する雄姿を見守った。
08年12月27日に、インタビューで2人が初めて出会った新橋演舞場。それから1年、思い出の場所で、初めて大役「伊達の十役」を演じる海老蔵を、熱いまなざしで見つめる麻央の姿が客席にあった。
海老蔵はこの日、午後1時に劇場入り。取材陣の目を避けるように、楽屋口からではなく、地下駐車場から直接建物の中に入ったが、麻央も姉とともに“VIP待遇”で駐車場から客席へ向かった。
帰る際にも、すべての観客が姿を消した後の午後10時前、入る時と同様に玄関を通らず、地下から車で劇場を後にした。4日からは、麻央がキャスターを務める日本テレビ系「NEWS ZERO」がスタートするなど、スケジュールが多忙になることから、初日のこの日に観劇することを選んだとみられる。
昼の部では、江戸時代の将軍家での新年恒例行事を舞台にした「春興鏡獅子(しゅんきょうかがみじし)」、夜の部では早変わりと宙乗りが見どころで、99年7月に市川猿之助が演じて以来、約10年半ぶりとなる「伊達―」を演じ切った海老蔵。特に、約5時間にわたる「伊達―」に関しては「体力・精神・技術のすべてが本当に大変なもの。私にとりまして、大きな励みであるとともに『今しかない』という強い覚悟で舞台に臨んでおります」と並々ならぬ意気込みを語った。
まさに、公私ともに充実期を迎えている今の海老蔵にふさわしい演目。大みそかこそ休んだものの、劇場関係者が「めったに聞いたことがない」という元日のけいこを実施。その心意気を舞台で思う存分、ぶつけた形だ。
この日、最愛の人からエールをもらった海老蔵。それを力に26日の千秋楽まで突っ走り、その後改めて、将来についてファンに向けて報告することになりそうだ。
(2010年1月3日06時00分 スポーツ報知)
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