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歌手で俳優の滝沢秀明(27)が、主演舞台「~滝沢演舞城2010~滝沢歌舞伎」(4月4日~5月8日)で演出家デビューする。06年から新橋演舞場で座長を務めてきたが、今春は歌舞伎座改装の影響で東京・日比谷の日生劇場に移動したのを機に、子供のための企画などを演出。滝沢流の歌舞伎を披露する。
演出家・タッキーが日生劇場を“滝沢歌舞伎座”に変える。
5年目を迎える「滝沢演舞城」。今年は歌舞伎座の改装工事の影響でホームグラウンドとも言える新橋演舞場が使えなくなることで、日生に移動。新橋ではおなじみだったワイヤによるフライングやレーザー光線などが使えなくなることから、滝沢が新たに企画したのが“滝沢歌舞伎”だった。
演舞場でも女形に挑戦してきたが「歌舞伎のシーンをかなり盛り込んだ内容にしたい」。この4年間、実際の歌舞伎を観劇したり、日本舞踊を学んだりと自分なりの歌舞伎を追求してきた。スーパー歌舞伎の市川猿之助一門の協力も得ながら「本物には絶対勝てないので、誰でもとっつきやすいものを作りたい」。具体的には和洋折衷の新しい歌舞伎を目指すという。
当初は4月いっぱいの公演予定だったが、「子供たちにも楽しめる舞台を作りたい」とゴールデンウイーク明けまで日程を延長。GW限定の企画として「子供たちも騒げるような違う種類の舞台を作り上げたい」という。また延長した背景には、06年に始めた演舞城シリーズが現在198回。早く通算250回に到達したい気持ちもあるという。
総合演出を務める事務所社長のジャニー喜多川氏の下、「演出・滝沢秀明」のクレジットも初めて明記されることが決定。ジャニー氏もタッキーの演出家デビューに「舞台に自身で撮影したフィルムを取り入れたりするセンスはすごい。いつになくやる気になっているので、ある程度任せることにした」と期待を寄せる。
松竹や同事務所によると、歌舞伎座が2013年春に完成した後は再び演舞場に戻る予定。滝沢は「思い入れのある舞台なのでバージョンアップして戻りたい」と決意を見せた。
◆日生劇場 1963年9月完成。文化勲章受章の建築家、故・村野藤吾の設計による日本生命日比谷ビル内(東京・千代田区)にある。重厚な外観と幻想的な内装を持ち、63年10月20日、ベルリンドイツオペラ「フィデリオ」でこけら落とし。故・越路吹雪さんがロングリサイタルを行っていたことでも有名で、収容人員は1330人。
(2010年1月4日06時03分 スポーツ報知)
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