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「だめんず・うぉ~か~」などで知られる人気漫画家の倉田真由美さん(38)の夫で叶井俊太郎さん(42)が取締役社長を務める映画配給会社「トルネード・フィルム」が1日に破産申請を行ったことが5日、分かった。負債総額は約3億円という。倉田さんは叶井さんと昨年7月に結婚し、同11月には自身にとって、第2子となる女児を授かったばかり。「そもそも、彼はカツカツだった。彼を見捨てるつもりはない」と話した。
離婚歴3回、「関係を持った女性は5~600人を数える」との大性豪ぶりが話題になった映画会社社長と再婚し、昨年11月に自身2人目となる女児も授かったばかりのくらたまに、試練が降りかかった。
「トルネード・フィルム」のホームページによると、同社は1日、東京地方裁判所に対して破産を申し立て。叶井さん名で「取引先や債権者様各位には、多大なご迷惑をおかけしたことを、大変に申し訳なく思っております」と謝罪文を掲載した。今後は地裁と破産管財人の指揮、管理の下、手続きが行われるという。
叶井さんは本紙の取材に「破産申請中であり、コメントすることができない」とだけ話した。関係者によれば、「いかレスラー」「ヅラ刑事(デカ)」など低予算の珍作を送り出してきた同社だったが、折からの不況と映画界の不振によって、2、3年前から資金繰りが悪化。これ以上、出資者らに迷惑をかけられないと破産申請を決断した。都内にあるオフィスも既に引き払っている。
この日、電話取材に応じた倉田さんは「そもそも出会った時(08年末)から彼はカツカツだった。こうなったからと言って、見捨てるつもりはない」とキッパリ。離婚は考えていないという。
同社については「典型的な中小企業で自転車操業だった」そうで、叶井さん、同社にも金を貸していることを明かしていた。「だめんず・うぉ~か~」の作者だけに「男に金を貸してしまう女をたくさん見てきたはずが、結局、私も…」と気持ちはやや複雑のようだ。
叶井さんは以前、金もないのに高いパンツを買っていたそうだが、「最近は電車を使わずに歩いたり、節約に節約を重ねていた」と弁護も忘れない。「子どももいるし、私が大黒柱になって頑張らないと」と意気込んだが、「知人からは『そういう考え方をする女はえてしてサゲマンだ』と指摘された」と苦笑まじりに明かした。
◆叶井 俊太郎(かない・しゅんたろう)1967年9月18日、東京都生まれ。42歳。19歳のときに米ハワイ・インターナショナル・カレッジに留学。卒業後、ラジオ局勤務を経てアルバトロス・フィルムに入社。2001年に仏映画「アメリ」を買い付けて大ヒットさせる。ファントム・フィルムを設立し04年に「いかレスラー」。05年設立のトルネード・フィルムでは「ヅラ刑事」を手がけた。雑誌に多数のコラムを執筆する。
◆倉田 真由美(くらた・まゆみ)1971年7月23日、福岡市生まれ。38歳。県立福岡高から一橋大商学部に進学。就職活動に失敗したが、ヤングマガジンギャグ大賞で大賞受賞。28歳で結婚し1男をもうけたが、30歳で離婚。2000年に雑誌「SPA!」で漫画「だめんず・うぉ~か~」の連載をスタートさせブレーク。ワイドショーのコメンテーターとしても活躍。血液型O。
◆トルネード・フィルム 叶井氏と、パル企画で邦画製作を手がけた大橋孝史氏が共同で05年に設立。「ヅラ刑事」「日本以外全部沈没」「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」などの個性的な作品を配給。主な事業内容は外国語映画の輸入・配給・宣伝、日本映画の配給・宣伝。社員数は一時15人いたが、破産前は3人。
(2010年4月6日06時03分 スポーツ報知)
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