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“ビーチの妖精”にも、新型インフル余波―。ビーチバレーの国際大会「ワールドツアー・ジャパン・オープン」(大阪・中之島)は20日開幕する。新型インフルエンザの感染拡大が懸念されるなか、出場する浅尾美和(23)=エスワン=の関係者は17日、万全を期す考えを示した。浅尾にとっては、初出場を目指す6月下旬の世界選手権(ノルウェー)出場資格のポイントを稼ぐ重要な試合となる。大会事務局では感染予防策を徹底して予定通り開催する方針だが、状況によっては最悪中止の可能性も否定できない様相となってきた。
新型インフルの脅威が、浅尾にも迫ってきた。
この日、国内ツアー第3戦の宮崎・都城大会で3位決定戦に勝った浅尾は、18日に宮崎空港から国内線で大阪入りする。感染が一気に拡大した関西地方でパートナーの西堀健実(27)と試合に挑む浅尾が、新型インフルの存在を知ったのは、実はこの日が初めて。「今日の試合前のアップ中に知りました。テレビを全然見ないから知らなかった」と実感のない表情を見せたが、事態の深刻さを意識して「マスクして、うがい、手洗いをしっかりします!」と気を引き締めた。
大阪には、海外から48チームが参加予定で19日までに来日。コートが開放された17日にはオーストラリアなど5チームが練習を行ったという。入場者数は20日からの5日間で1万人を想定。感染拡大の可能性が伴う時期での大会開催だが、大会事務局担当者は「予定通り開催する方針は変わらないが、正確な情報を得ながら随時協議を重ねていく」と説明した。
だが、中止の可能性については「この状況なので正直、どうなるかは分からない」と否定できなかった。17日までに感染予防策として会場入り口などに消毒用のアルコール液の設置を決定。入退場の際は観客、選手、関係者全員に消毒を義務づける。選手には19日と20日夜のテクニカル・ミーティングで状況が伝えられる。
主催者推薦で21日の本戦から出場する浅尾は今大会で、世界選手権(6月25―7月4日、ノルウェー)出場資格のポイントを稼ぎたい。世界ランク下位のため、海外の大会では予選から出場しなければならないだけに、中止となれば影響は必至だ。所属事務所の曽根康浩社長は「感染は怖いが世界選手権にはどうしても行かせてやりたい。大阪への機内、乾燥した場所では必ずマスクを着けさせる」と神妙な表情だ。
ちなみに24日には熱愛報道された“かおる姫”こと菅山かおる(30)と、チームの“イケメン・ボス”西村晃一(35)の男女混合エキシビションマッチも予定されている。思わぬところにも新型インフルの余波が押し寄せだした。
◆ワールドツアー・ジャパン・オープン2009 国際バレーボール連盟(FIVB)主催のビーチバレー女子の国際大会。今年は20―24日の5日間、大阪・中之島特設会場(中之島N4スタジアム)で開催。西堀・浅尾、楠原・浦田聖、菅山・溝江の3ペアが主催者推薦枠で21日の本戦に出場。日本は最大7ペアが本戦に出場する。19日は国内予選、20日は本戦出場予選が行われる。
(2009年5月18日06時01分 スポーツ報知)
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