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大谷ツインズ粘走 山梨学大3位死守…箱根駅伝

3着でゴール後、弟の康太(右)に迎えられる山梨学大・大谷健太

 ◆第86回東京箱根間往復大学駅伝競走・最終日(箱根駅伝=報知新聞社後援)(3日、神奈川・箱根町―東京・読売新聞社前、5区間109・9キロ) 3位でゴールした大谷ツインズの兄・健太(4年)の肩に、弟・康太はそっと手をかけた。「よく最後まで走り切ったな、と声をかけました。一緒に箱根を走れてよかった」と康太。3位に躍進した山梨学大を“健康ツインズ”が引っ張った。

 一体、どこまで一緒なのか。くしくも5区で、弟の康太が両足をけいれんした12キロ地点で、健太の両足にも同じ症状が襲った。「まさかと思いました。こんなことまで似なくていいのに」と苦笑い。止まることも考えたほど、けいれんは治まらなかったが「3位は死守しようと思った」と追ってくる中大を振り切り、気力でゴールまでたどり着いた。

 兄は弟に対し、強烈なライバル意識がある。康太は昨年度3大駅伝すべてにエントリー。10月の新潟国体3000メートル障害物では8位入賞を果たすなど、結果を残してきた。対する健太は、今季の出雲が大学駅伝デビュー戦だった。健太は「弟にはずっと負けたくないと思って、練習してきた」。この日も5区を2位で走った弟の快走を受け「ふがいない走りはできない」と決死の覚悟で臨んだ。

 小、中、高、大と同じ道を歩んできた2人。卒業後もそろってJFEスチールで陸上を続ける。「生まれてからずっと一緒で、この先も一緒。次はニューイヤー駅伝を2人で走りたい」と健太。ツインズの物語はまだまだ続く。

(2010年1月4日06時01分  スポーツ報知)

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