◇…スポーツ報知の購読申し込みは、フリーダイヤル 0120-16-4341(イロ ヨミヨイ) まで…◇
◇…過去の記事は、ご使用のプロバイダのデータベース・サービスをご利用ください。…◇
文字サイズ100%
◆巨人0―8中日(26日・東京ドーム) 巨人・坂本が、20試合目でついに「首位打者」に躍り出た。今季初の6番に昇格し、4度目の猛打賞をマーク。打率を4割5厘まで急上昇させ、自身初めてセ・リーグ打率部門のトップに立った。21歳を迎える年での首位打者となれば、イチロー以来史上5人目、2リーグ制分立後は、セ初となる。打線が計6安打と沈黙し、今季初の完封負けで開幕カード以来の同一カード負け越しを喫したが、急成長を続ける若武者が、チームを引っ張っている。
若武者の目は輝きを失っていなかった。8点のビハインドも関係ない。9回裏。先頭の坂本は初球から狙っていた。ネルソンの高めに浮いた直球を見逃さず、中前へ運んだ。「(すべての)プレーで見せないといけないんで」黄金週間のデーゲーム。東京Dのスタンドに詰めかけた少年たちを含む満員のファンに、最後まであきらめず戦う姿勢を示した。
快音が止まらない。まずは2回1死。川井の抜けたスライダーをとらえて中前へはじき返し、連続試合安打を8に伸ばした。4回は力強く引っ張って左前安打した。合計3安打で、今季4度目の猛打賞をマーク。打率を4割5厘まで急上昇させ、セ・リーグの首位打者に躍り出た。それでも、「今だけですよ」と、試合後は言葉少なだった。今季初の完封負けが、悔しかった。
もう誰も驚かない。昨季のブレークで、背番号は「61」から「6」に変わった。巨人軍の不動のレギュラーに近づいている。活躍して当たり前。20歳の青年を取り巻く環境は1年で激変した。しかし、坂本は初心を忘れていない。フリー打撃前のティー打撃で、最初の10球だけ、細長い超軽量バットで打つ。「もうルーチン(習慣)ですね」と照れ笑いを浮かべた先に原点回帰があった。
もともとは、昨年6月に原監督から手渡された800グラムの軽量バットが始まりだった。「速く振れ」という助言通り、振りまくった。いつしか、体がその速度を覚え、スイングスピードが上がった。試合で使用する86センチ、920グラムのバットを、自在に操れるようになった。
それから自分で考え、今季もSSK社に91センチ、650グラムの細長い超軽量バットを特注した。その思い入れの深いバットで、わずか10スイングに集中する。「インサイドアウトを意識しながら、振っています」と、技術面もチェックしながら、1年前のがむしゃらな気持ちを毎日、思い出す。細長いバットの形は変わらない。ただ1年前、そのバットのように細かった体と自信は、太く、たくましくなった。
まだ20試合目とはいえ、昨年2割5分7厘だった男が、リーグ打率トップを争うようになった。その成長ぶりに、指揮官も目を細めた。「打率4割超え? それはそれは。144試合目に、そういう位置にいられたらいいよね」と大きな期待を込め、うなずいた。21歳を迎える年での首位打者は、川上、豊田、張本、イチローとそうそうたる面々が並ぶ。初心を忘れず、日々の努力を積み重ねているから、坂本の成長は止まらない。限界は、まだ見えない。
(2009年4月27日06時01分 スポーツ報知)
巨人「原点~連続日本一へ~」
坂本勇人
巨人「原点~連続日本一へ~」
巨人「原点~連続日本一へ~」
大田泰示
巨人「原点~連続日本一へ~」
国内最大規模の携帯ニュースサイト。スポーツニュース速報のほか、旬の社会、芸能ニュースも満載。月額84円(税込)
巨人軍公式サイト。待ち受け画像や注目の選手情報など、シーズンオフも必見。「NEWS読売・報知」の全コンテンツも利用できて月額210円(税込)!
翌日朝掲載の釣果情報を当日夜に配信。厳選した指定船宿と協力店からの正確な情報や、船宿の自慢料理・仕掛けなど、実用的なメニューもご用意。月額210円(税込)
携帯初の競輪予想情報。グランプリやダービーはもちろん、関東・南関東を中心に各レースを徹底予測。月額210円(税込)
リンク