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東京湾口・保田沖でアジ釣りが好調だ。内房・保田港の報知指定・弥生丸の乗合船では、トップ75尾の好釣果を記録している。サイズは20センチ級の中型が中心だが、味は抜群との評判だ。ポイントには新しい群れが次々に入ってきており、魚影の濃さは抜群だ。
釣り場の保田沖周辺は、好ポイントが多数ある東京湾の中でも、屈指のアジ釣りポイントだ。海底には大小の根が点在している。さらに石やブロックなどが漁礁として沈められている。これらにアジの餌となるエビや小魚が住み着いている。餌が豊富なためアジは回遊せずに居着いている。居着きの魚は太っていて、30センチ前後の良型がそろうのが特徴だ。
ところが、取材した日は上がってくるアジは20~22センチ級の中型ばかり。左舷の船首寄りに陣取った佐倉市の藤井信之助さん(76)は、サイズがやや小ぶりなことをいち早く察知して、ハリスを2・5号から1・5号に変更。この作戦が功を奏して、20センチ級の3尾掛けに成功した。小ぶりなアジにがっかりしているかと思いきや「20センチぐらいでもうまいんだ」とニコニコ顔。
この日は、宙層でサバの邪魔があり、仕掛けが下りないこともたびたびあった。しかし、仕掛けが底まで到達すれば、アジのアタリは多かった。潮が動き出した昼前ぐらいから食いが上向きになり、右舷では袖ケ浦市の新井正一さん(69)が、青イソメ餌を使って数を伸ばした。
「魚影自体はかなり濃い」と網代竜弥船長(36)は言う。新しい群れが保田沖にどんどん入ってきているのだ。5日には多い人が75尾を記録している。「潮が適度に濁って流れれば、入れ食いになる」とみている。
食いがいい日には、30センチ前後の良型がそろうようになる。潮の流れが良くなれば、タイやヒラメも食ってくるのが保田沖の特徴だ。ハリスを細くしてアジの数釣りを堪能するか、太いハリスで良型アジやタイ、ヒラメを狙うか。いろいろな楽しみ方ができるのが、保田沖でのアジ釣りのスタイルだ。
◆メモ 近況、乗合船は、保田港弥生丸((電)0470・55・0747)。乗合船は午前6時30分出船。料金はイカ身餌、氷付きで8500円。事前連絡で青イソメも用意(有料)。
このほか以下の船宿でもアジを狙う乗合船を出している。
勝浦港勝丸((電)0470・73・0483)
太海港聡丸((電)04・7092・0505)
羽田伝寿丸((電)03・3744・5266)
八景弁天屋((電)045・701・9061)
新安浦西山釣船店((電)046・822・4832)
走水港関義丸((電)046・841・7154)
久里浜ムツ六((電)046・835・1777)
あぶずり長三朗丸((電)046・875・1800)
片瀬港島きち丸((電)0466・25・9642)
茅ケ崎ちがさき丸((電)0467・86・1157)
大磯港邦丸((電)0463・61・4845)
早川港平安丸((電)0465・22・0676)
◆アジ釣りのタックル
▽竿…2メートル前後、オモリ負荷50~80号
▽リール…中型電動タイプ▽道糸…PE3~4号
▽仕掛け…中型片天ビンにビシ80号、直径1.5~2ミリのクッションゴム20~30センチ、幹糸3号、ハリス2.5号で全長2.5メートル、チヌバリ3号3本
▽餌…赤く染めたイカの身、青イソメ、人工餌など。
(2012年2月16日10時53分 スポーツ報知)
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