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◆11年アジア杯予選 ▽A組 バーレーン1―0日本(28日、バーレーン・ナショナル・スタジアム) 日本代表はアジア杯予選第2戦でバーレーン代表とアウェーで戦い、0―1で敗れた。前半24分、バーレーンのFKからMFサルマン・イサ(31)にヘディングシュートを決められ、まさかの失点。日本は昨年3月にW杯アジア3次予選でバーレーンに同じ競技場で敗れており、悪夢が再現された。W杯アジア最終予選第4戦のオーストラリア戦(2月11日・日産ス)、第5戦バーレーン戦(3月28日、埼玉)へ不安を露呈した。
呪術(じゅじゅつ)的な打楽器の調べに支配されたマナマ国立競技場で、岡田ジャパンが弱点をさらけ出した。2月11日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦に向けた重要な前哨戦。前半24分、MFサルミーンの放った直接FK。内田がMFイサにいとも簡単に競り負けた。ヘディング弾はGK川島の跳躍も及ばず、ゴールに吸い込まれた。
スカウトを送り込んだオーストラリア代表のピム監督がほくそ笑むようなセットプレーでの先制点。これはセルティック中村俊輔が指摘した懸念材料だった。「オーストラリア戦はサイドが問題になると思う。相手の1トップがサイドに流れて、内田と競る。そこでボールを落として、キューウェルが走り込んでクロスやシュートを狙ってくる。対策はあるけどね」最終予選で強敵の映像を分析した司令塔はこう指摘していた。
オーストラリアは身長194センチのカールスルーエFWケネディ(26)が体格で劣る内田やDF長友のサイドに流れ、起点を作る。同じ体格のイサに競り負けた程度の守備力の内田が、大一番で標的にされる危険性は高い。
一方、右ふくらはぎ肉離れで全治1か月の川口と左足首手術の楢崎という実力者の代わりに先発したGK川島も不安を露呈。前半33分には相手のクロスに飛び出し、連係ミスで味方と交錯。DF中沢が無人のゴールでクリアする危険な一幕もあった。右太もも痛の遠藤と中村俊を欠く中盤は著しく支配力を失い、緊急招集されたVVV本田も運動量の欠如が致命的で後半18分、真っ先に交代。岡田監督は容赦なくダメを出した。
「オーストラリア戦もあるので連係を確認したい。最善を尽くして勝ちたい」と語っていた指揮官だが、今月のガルフ杯1次敗退で追いつめられ、主力7人を欠いた相手に昨年3月のアジア杯3次予選以来、2度目の完敗。収穫は一切なし。噴出したのは暗雲と不安だけ。闘莉王、中村俊ら欧州組の実力者がマナマにはいなかった。この一点がふがいなきジャパンの救いだった。
(2009年1月29日06時04分 スポーツ報知)
日本代表
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