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プロボクシング亀田3兄弟の長男・興毅(22)、次男・大毅(20)=ともに亀田=の所属事務所・亀田プロモーションが15日、前所属の協栄ジムなどに対し、過去4試合の分配金などが未払いなどとして約1億円を求める訴訟を起こしていたことが分かった。同日、第1回の口頭弁論が開かれた。日テレ系の人気番組「行列のできる法律相談所」に出演する北村晴男弁護士(53)を擁立した亀田側に対し、協栄ジム側は争う姿勢を打ち出した。
決裂してから約1年。亀田、協栄ジム間の遺恨の火は、まだ消えていなかった。訴状によると、亀田側は07年4月から7月までに大阪、静岡、東京で興毅、大毅が行ったノンタイトル戦の3試合分のファイトマネーを含む分配金、約1億円が未払いであるとし、協栄を相手に訴訟を起こした。07年10月に大毅が反則騒動の末に敗れたWBC世界フライ級王者・内藤大助(宮田)との世界戦についても、分配金の前提となる興行収支が明らかにされていないとして、説明を求めている。
亀田側によれば、昨年の独立後も「何度も弁護士を通じて話し合いや支払いを求めてきた」と再三にわたり、支払いを求めていたという。だが、話し合いが一向に進展せず「こういう形になった」と、訴訟に至った経緯を説明した。金額こそ明らかになっていないが、協栄側に対する貸し付けも返済されていないとしており、これを含め、追及していく構えだ。
また、訴訟に際し、亀田側はテレビ出演はもちろん、プロ野球・日本ハムの武田久投手の代理人を務めたことでも有名な北村晴男弁護士を擁立。同弁護士は今年に入ってから依頼があったことを明かし「未払い分を払ってもらえるよう話し合いを進めていきたい」と話した。
これに対し、協栄ジムは争う姿勢。金平桂一郎会長(43)は「詳細は弁護士に任せている」とし「話はすべて法廷でします。この件で亀田側に言うことはない。法廷で明らかにしていきます」と多くは語らなかったが、言い分があることを示唆。全面対決の可能性が高くなった。
所属していた時代も兄弟の練習環境などを巡り、対立してきたが、その遺恨はついに法廷闘争にまで発展。10月6日には大毅がWBAフライ級王者デンカオセーン(タイ)に、11月には興毅が内藤に挑戦するが、これを前に“場外バトル”のゴングが打ち鳴らされた。
◆北村 晴男(きたむら・はるお)1956年3月10日、長野・更埴市(現・千曲市)生まれ。53歳。長野高時代は野球部に所属。1年の浪人生活を経て75年、早大法学部に入学。86年、司法試験に合格し、89年に弁護士登録。92年に個人事務所を開設し、現在は弁護士法人北村・加藤・佐野法律事務所所属。日テレ系「行列のできる法律相談所」にレギュラー出演中。プロ野球・日本ハム、武田久投手の代理人も務める。
(2009年9月16日06時03分 スポーツ報知)
亀田3兄弟
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