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ハニカミ王子誕生の地に、優勝記念の木が植えられた。5月の男子プロゴルフツアー、マンシングウェアKSBカップで史上最年少優勝を果たした石川遼(16)=杉並学院高1年=が15日、開催コースの岡山・東児が丘マリンヒルズGCを訪れ、クラブを寄贈するとともにV記念植樹を行った。植えられたピンクチャイムの花が咲く来年5月に、今度は連覇に挑戦することを誓った。
世紀の快挙から7か月。石川が思い出の地に帰ってきた。「懐かしく感じました。最終日、ティーグラウンドで見た海が本当にきれいに見えて、それを今日も見られて、最高のコースだと思います」。奇跡のバンカーショットが生まれた17番のグリーン奥に「ピンクチャイム」を植樹。青空と瀬戸内海を背に、歴史を変えた一日の記憶がよみがえった。
大会が開催される5月後半に花をつけるというピンクチャイム。石川にぴったりの壮大という花言葉を持っている。「この花が咲くころに戻って来られると思うと今からワクワクします」と、早くも来年に思いをはせた。感謝を込めて当時使用していたクラブやウエアをコースに贈呈。すると、アマチュアで初めて起用された来年の大会ポスターが披露された。
自らの豪快なショット写真が大きく使われていて大喜び。ディフェンディングチャンピオンとして迎えることに「信じられないけど、そういうチャンスと向き合わないのはもったいない。第3ラウンドを終わった時点でチャンスがあるところにいれば(連覇に)挑戦したい」と、さらなる快挙に意欲をのぞかせた。
来春にプロ転向を示唆している石川。父・勝美さん(51)はプロ、アマにかかわらず来季のツアー開幕戦の東建ホームメートカップ(三重・東建多度CC名古屋)出場を示唆したが、「(5月までにプロ転向せず)アマチュアの場合は主催者推薦枠は1つとってあります」と「マンシング―」側の受け入れ態勢は万全だ。16日は初Vのときと同じピン位置に設定された東児が丘をラウンド予定。“あの感動をもう一度”よみがえらせる。
◆ピンクチャイム 正式名称はベニバナエゴノキ。エゴノキ科エゴノキ属の落葉広葉樹。5月後半から6月にかけて釣り鐘形の薄いピンク色の花が咲く。果実には有毒物質であるエゴサポニンが含まれていて、味が「えぐい」ので、エゴノキと名前がついたと言われる。花言葉は壮大。
◆「ハニカミ王子」の名付け親と初対面 石川は“名付け親”とも初対面。大会の実況を担当し、ハニカミ王子と命名したKSB瀬戸内海放送の多賀公人アナウンサー(44)が贈呈式の司会を務めた。実は5月の大会では直接会っておらず「1週間後に電話で話した時『(王子と名付けて)ごめんね』と言いました」と同アナ。ハニカミ効果で出演依頼が殺到したそうで「石川くんのおかげ」と感謝していた。
(2007年12月16日06時01分 スポーツ報知)
石川遼
石川遼
横峯さくら
石川遼
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