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◆米男子ゴルフ ノーザントラスト・オープン最終日(7日、米カリフォルニア州パシフィックパリセーズ、リビエラCC=パー71) 石川遼(18)=パナソニック=が今季米ツアー初戦を、同ツアー自身最高となる32位で終えた。4バーディー、5ボギーの72で回り、通算4アンダー。前日にサスペンデッドとなった第3ラウンドを石川は72で終え、通算5アンダー、15位で最終ラウンドに臨んでいた。18位で出た今田竜二(33)=フリー=はボギーなしの3バーディー、68で回り、7アンダーで15位。スティーブ・ストリッカー(米国)が16アンダーでツアー通算8勝目。
目標に掲げたトップ10入りはならなかったが、石川がまた大きな収穫を手にした。4位で進出した決勝ラウンドで後退したものの、米ツアー自己最高位の32位フィニッシュに「反省点もたくさんあったけど、とにかく素晴らしい1週間だった。日本でやってきたことを米国でもできた」と、満足そうにうなずいた。
最後に舞台は用意されていた。2アンダーまで落として迎えた17番パー5、34ヤードのロブショットをピン左90センチにつけバーディーを奪うと、18番では12メートルを沈める連続バーディー締め。プレジデンツ杯でチームメートとして戦った、同組の「メジャー3勝男」アーニー・エルスが自ら歩み寄りタッチを求めるほどのスーパーパットを「あれは単なるラッキー。お年玉みたいなもの」と照れた。ギャラリーからの大歓声は、4日間耐え抜いた自分へのご褒美だった。
「これが米ツアー」と、7戦目にしてその厳しさもあらためて実感した。日本では武器の飛距離も「一緒に回った選手に置いて行かれる場面がほとんどだった」と振り返った通り、今大会の平均飛距離は出場選手72人中63位の260・9ヤード。「さらに飛距離を追求すること。ナイスショットの確率を上げること」と課題も見えた。また、厳しい天候との闘いも経験。この日、豪雨の後の快晴で硬くなったグリーンにも苦戦した。「タッチが合っていなかった。アプローチでもスピンのかかり具合が3日間と全然変わっていた」と、驚きを口にした。
よそ行きのゴルフに終始し予選落ちに終わり「楽しくなかった」と漏らした昨年から1年。「自分自身に進化を証明できたと思う。点数にすると70点」と、この一戦がもたらした、大きな自信を口にした。11日から今年の全米オープンの会場、ペブルビーチGLで行われるAT&Tペブルビーチナショナルプロアマに挑む。「もっともっと調子を上げていきたい」。今季初戦で学んだすべてを「プレ全米」にぶつける。
(2010年2月9日06時01分 スポーツ報知)
石川遼
石川遼
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