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◆バンクーバー冬季五輪カーリング女子日本代表決定戦 第1日(5日、青森市スポーツ会館) 7日の決勝進出をかけて2戦先勝の第1ラウンドの初戦を行い、五輪代表決定戦に初出場した17歳の女子高生軍団、常呂高校(北海道)がチーム長野に5―7で敗れ、あとがなくなった。5―6で迎えた最終の第10エンド、延長戦に持ち込む作戦に出たが失敗。序盤のミスが最後まで響き、逆転できなかった。決勝進出チームはチーム青森と対戦。五輪初キップへ、背水の陣で6日の巻き返しに出る。
常呂高のスキップ・吉村の手元から最後の一投が離れると、75分の持ち時間の終了を告げるブザーが鳴った。初戦の勝敗を分ける第10エンド。スコアは5―6。平均年齢31歳のベテラン軍団が、この試合で初めてミスショットを連発し、女子高生チームは「もしかしたら…」の思いで長野の最後の一投を見守った。外せば常呂高に1点追加となり、延長戦突入。だが、長野のスキップ・土屋はハウス(円)のど真ん中にストーン(石)を止めた。
チーム長野は前回トリノ五輪出場を逃しているチーム青森のライバルで、常呂高は過去2戦全敗。大舞台で緊張が出たのか、ミスショットを散発し第5エンドで3点の大量失点。吉村は「攻めるということができなかった。相手に有利な展開になった」と唇をかんだ。
「打倒長野なくして打倒青森なし」。今年2月の日本選手権でチーム青森に肉薄して浮かれる中、小林博文コーチが掲げたスローガンだ。先手必勝を狙いオーダーを変更。「1試合目で必ず勝つために」(吉村)この日の朝、リードの石垣真央を下げて、06年日本選手権で当時中2ながらトリノ五輪直後のチーム青森を破ったリザーブの小野寺佳歩を起用した。
五輪代表決定戦も部活ではないため、学校の“優遇”はなし。10月末の青森入り後は早朝に「宿題」をこなしてから練習。5人中、進学内定者は2人であとの3人は未定とあって、月末の期末テストの勉強もしなければならない。勝てば第一関門突破に王手をかける試合を落とし、1敗もできなくなった。「今日を気にせず気持ちを切り替えて挑みたい」と吉村。女子高生は悔いなく戦う。
(2009年11月6日06時02分 スポーツ報知)
浅田真央
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